Youtubeで両学長のリベラルアーツ大学をよく視聴しています。
きっかけは中田敦彦のYoutube大学で両先生という今回紹介する書籍の著者が登場した時からになります（https://youtu.be/ajWoTpkhtQE）。
この本で紹介されている内容はYoutube 両学長 リベラルアーツ大学（https://www.youtube.com/c/ryogakucho/featured）でも各テーマごとにより詳しく視聴することができますが、本という形で体系立ててまとまっていることが良い点だと感じています。
両学長の思考の骨格がしっかりしているので、各Youtube動画のつながりがわかり、学ぶ力が強まるのを感じます。
経済的自由（FIREと同義だと思います）を獲得するために何をする必要があるか、多くの人が実践することで近づくことができる再現性の高い方法を体系的に示している書籍だと思います。
この本を勧めたい人
- 経済的自由になりたい人
- 体系的にお金を増やす仕組みを学びたい人
- 生活費を抑える具体的な方法を知りたい人
この本のポイントは次の通りです
著者：両＠リベ大学長、リベラルアーツ大学学長、高校1年生の時に起業、自ら
学んで達成した経済的自由をより多くの人に広めるためにYoutube、SNS
を中心にお金の教養を広めている。
内容：貯める、稼ぐ、増やす、守る、使うというお金にまつわる5つの力を体系的
に説明しています。
学べること：お金持ちとは何か、経済的自由を実現するために「出ていくお金を
抑え」「入るお金を増やし」「（増えた資金で）資産を増やす」すべてが
大事であることが学べます。
私がこの本を読んで特に経済的自由を獲得するための基本的な方法と改めて長期投資の有効性について知見を深めることができました。
経済的自由を獲得するために必要なこと
以下本書から引用：
今回、インターネットの世界を飛び出して、こうやって書籍の世界にやってきた理由は、たった1つだけ。
「自由な生活を手に入れるためにはどうすればいいか」
これをより多くの人に伝えるためです。
この本は、「お金にまつわる5つの力」を育てる、実践的なガイドブックです。「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という、お金にまつわる5つの力を鍛えることでしか、自由な生活を手にすることは出来ません。この際、キレイゴトは一切抜きにしましょう。はっきり言います。
「お金なくして自由無し！」
この本で示されているお金持ちの定義は
お金持ち＝生活費＜資産所得
シンプルだけれど非常に納得感があります。持っている資産額でも収入の高さでもなく、
自分が生活を続けていけるかという指標ははじめて目にしたと思います。
そしてそのためには労働所得を増やして（=稼ぐ）、生活費をおさえる（＝貯める）ことで資産（＝不動産所得または配当＆利子所得が得られるもの）を購入できる余力を増やして、リスクとリターンが見合う資産に投資して資産所得を増やそうというコンセプトです。
米国株への長期投資の勧め
もう一つの学びは、長期投資をすると損をする確率が下がるという事です。
ウェルスナビにも同様にS&P500指数を対象に年率リターンが所有期間に応じてどのように推移するかを1988～2016年の間で示しているコラムがあります。https://www.wealthnavi.com/contents/column/15/
投資期間が長いほどリターンのブレが少なくなり、15年以上継続していると損をした人はいないというものです。
また、投資先として日本株と米国株（S&P500）を比較して投資のしやすさを分かりやすく説明しています。
日本株はアップダウンが激しく、そのたびにタイミングよく売買をしていかないと利益が上がりにくいです。下記の日経平均の推移（1997～2021年）を見てもその特徴が見て取れます。
それに対して、S&P500は長期的には右肩上がりで推移しており、ただ持っているだけでも資産が増えていくと考えられます。下記はS&P500の推移（1997～2021年）です。
まとめ
この本を読んで、自分の収入・支出を改めて見直してコントロールしていく事がまず大事で、そのあとで投資を行っていくことが理解できました。日本人にとっては再現しやすい方法が示されており、一つ一つ見直していく上でのガイドブックになると考えています。
私もこの本を参考に経済的自由に一歩ずつ近づきたいと思います！
