私は現在フランスに住んでいますが、日本から転勤をする際に行っていた投資活動の多くをやめてしまいました。特に証券会社を通じて購入していた投資信託や株式への投資は海外からは取引を行えなくなることから、すべて売却してしまっていました。
ただ、海外にいても投資を始めたいと思い、改めてどのような方法で取り組んでいけばいいのか、学びなおしています。
中田敦彦さんのYoutube大学で今回紹介する高橋ダンさんの「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」が紹介されており、具体的にどのような考えをもって、どのような資産に投資したらいいのか知りたいと思い本を購入しました。
この本を勧めたい人
- 投資を始めてみたいがどのような資産を購入したらいいか迷っている人
- 投資について広く方法を学びたい人
- 投資活動をすぐにでも始めたい人
この本のポイントは次の通りです
著者：高橋ダンさん。元ウォール街のトレーダーで、30歳で事業を売却した
投資家、Youtuber。投資のノウハウ、お金についてのYoutubeを配信中。
内容：高橋ダンさんは、お金を増やすには方程式があり、それをより多くの人に
広めて、行動を起こす人を増やしたいと考えています。
学べること：資産をどのように分散すればリスクに強いポートフォリオを構築
できるかがわかる。
私がこの本を読んで実践してみたことは次の2点です。
投資ポートフォリオをつくろう！
具体的な投資ポートフォリオの考え方について、高橋さんは長期投資と短期投資両方について記述していますが、私はその中で長期投資の考え方について参考としつつ実際に投資を始めました。
以下本書から引用：
『まずは資金を長期と短期に分けます。長期投資に７～９割、残りの１～３割を短期投資にします。
ここではまず長期投資について解説しましょう。
長期投資では４～６割を「株式」「社債」「不動産」に投資します。経済が成長しているときには、この部分の資産が増えます。歴史的に見ると、経済が成長している期間は後退している期間より長いので、この部分への投資が多く占めることになります。
次に、１～３割は「国債」や「現金」などの安全資産にします。この部分は経済が後退しているときに力を発揮します。
残りの２～４割は「コモディティ」に投資します。金、銀、プラチナなどの貴金属、ビットコイン、エネルギーなどのさまざまな対象があります。』
高橋ダン著：世界のお金持ちが実践するお金の増やし方より作成
高橋さんは分散投資の方法としてETFへの投資お勧めしており、具体的なETF商品を取り上げています。
私はそれらを資産の種類ごとに組み合わせて投資を実施しています。
ローテーション戦略でリターンを上げ、リスクを下げる！
次にいったん投資をしたら終わりではなくて、長期投資でも最低月に１回は資産状況を確認して、再投資をしていくべきと説いています。
またその際によりパフォーマンスの高い資産に多く再投資をすると、リターンが上昇し、リスクが下がる可能性があると述べています。それをローテーション戦略と呼んでいます。
2005年から2015年の間で、S&P500に連動するETFだけに投資していた場合と比較して、異なる特性の資産をまぜてローテーションした方が少ないリスクでより高いリターンを得ることができたことを示しています。
本書より引用
まとめ
この本を読んで実際に私が取り組み始めたことは、自分で投資ポートフォリオを作って、
毎月資産の状況に合わせてローテーション戦略を実践していることです。
本を読んだだけですが、私の行動に影響を与えて、長期的には利益を生む（はずの）行動をスタートさせてくれました！
少しでも多くの人がこの本を読んで何らかの行動を起こせたらうれしいですね！
